カニ用の餌箱は110円DIYで/クロダイ釣り

ベルトも 110円/ダイソー
餌箱に限らず、どんな物でも専用品がベストなのは当然ですが、代用品で間に合うなら、DIYでコストダウンするのも趣味の内という考え方があります。

機能的には、生餌や活き餌には木製が望ましいことは当然ですが、取り扱いの容易な樹脂製は管理が楽なので、ここではちょっと手間をかけて、便利に使えるように自作します。


このケースはそもそもはキッチンで使う食品保存容器ですが、まるで餌箱その物のように思えます。開閉の際に蓋が立って固定できるので、便利この上ありません。

改良が考えられる点

1. 空気孔を作る
 蓋に 輪ゴム を掛けると、蓋と身の間に隙間ができて解決。完全に閉じるのなら、蓋や身にドリルで穴を開ける。

2. 乾燥を防止して底面の滑りを抑える
 繊維製品 を敷きヒタヒタ量の海水を入れておく。

3. ウェストに取り付ける
 ステンレスの針金でフックを作り付けて装着する。

4. 中に側面から直射日光が入る
 側面周囲に 布粘着テープ を貼る。

5. 温度が上がって弱る
 ミニサイズの保冷剤 を中に入れるか、蓋の裏に1.の輪ゴムで留める。 


自作らしい工作は、3.のフックだけです。1.2mm径のステンレス硬線 を曲げて、穴を開けた本体に挿し入れた後に内外から加締めます。その際に、ベルトがほど良く押さえられるようにします。ベルトの幅と厚みを勘案して作るこのフック次第で、使い易さが決まります。カニをつまむ手次第で蓋の開閉の左右が変わりますから、作る際にはご注意を。

今回使ったケースは、蓋の開閉を繰り返すとPP樹脂の薄い部分を曲げ伸ばしするので、疲労で断裂します。便利ゆえのコストが、ちょっと残念です。

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