カニ餌でクロダイ退治 in 浜名湖

プロローグ
近年、全国各地でクロダイが増えているようですが、浜名湖でも漁業者から害魚扱いされるようになりました。海水温の上昇が原因かどうかは定かではありませんが、釣り人たるもの、個体数の削減に協力するのはやぶさかではありません。というか、積極的にチヌ釣りに取り組みたいと思うのです。

ただ、ひとくくりに釣り人とはいうものの、個々人の釣りの対象魚は大はカジキから小はタナゴまで幅広く、釣り方も異なりますから、異種の釣り人には参入のための準備や努力が必要です。

かくいう私も、過去にチヌ釣りをしたことはありません。たまたまチンタ(クロダイの幼魚)が釣れたことはありますが、狙って釣ったことはありませんから、釣り方の初歩から学ぶ必要があります。

徒歩か自転車での釣行になるので、前打ち、フカセ、ブッコミ、etc. になるのでしょう。とりあえずは、見えチヌの前打ち、それも扱い易い延べ竿でスタートすることにします。

ともかく、この原稿を打っているPCからの直線距離で77mの位置に泳いでいるクロダイを無視することはできないので、時間はかかっても、必ずや日常的にチヌ釣りに勤しみ、賞味します。

現状では主に 車中泊の旅釣り をしているので、地元の浜名湖での釣りは、たまに気が向いたとき程度なのです。遠からず年齢的に遠征はできなくなるでしょうから、チヌ釣りはその時のライフワークになるはずです。

既に始動している準備作業は、クロダイ釣りの餌にするカニの 採捕飼養釣具 等です。人から直接は教わらず、可能な限りローコストで楽しむ釣りを目指している関係で、時間が掛かります。

チヌの黒い影はどこに
ついさっきも徒歩1分の橋の前後を観察に行ったら、どちら側にも推定30cm位のクロダイが悠然と数匹群れて泳いでいました。むーーーっ。

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