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6月, 2018の投稿を表示しています

西伊豆・戸田湾で泳がせ釣りを計画

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梅雨のさ中は釣りをあきらめて引きこもり、そう観念していたのですが、天気予報を見ていたら、この先一週間は傘マークがありません。んー、どうするかなー。 晴れたら紫外線地獄が待っているし、降られたら悲惨だし、そうでなくてもジメジメ車内で寝るのもなー。誠に軟弱な私は、思案投げ首という格好に陥ってしまいました。 どこで何を狙うのか、あまり当てになる情報源を持たない私はこんな時は弱いのです。いずれにせよ遠くに行くのはNGと考え、県内を物色した結果、道すがらを含めた目的地は沼津市の戸田湾に決定。 天気や釣果次第で途中折り返しもアリですから、仕度は軽めにしておきます。ただし、戸田まで行くと買物が思うに任せないので、ある程度は積んでいかなければなりません。MAX.一週間でしょう。 戸田に決めた理由は、なにより土地勘があることですが、割りに情報が得やすくて、それによれば、小サバとイワシが居ついているようで、数は少ないながら泳がせ釣りにヒラメの釣果が垣間見えること。夜釣りの中アジに加えて、平ソーダもわずかながら揚り始めた様子・・。 ただし、それらの情報は係留船だったり手漕ぎボートだったりで、陸っぱりではありません。そのうえ時を限らずの陸っぱりで泳がせとなると、戸田湾中で岸壁(堤防含む)定員は2桁に届きません。場所がねぇー、入れるかなぁー。まぁ、運次第ですが。 悪くないロケーションであっても、岸壁のほぼ全てに船が係留されている戸田湾は、なかなか難しい所です。 この時期のヒラメもマアジもヒラソーダも、いずれも食味的には大きな魅力はないし、そもそも爆釣という情報ではないのですから、大きな期待には程遠いのですが、家を出る口実くらいにはしても良いでしょう。そんなに釣りがしたい訳でもなく、そんなに家に居たくない訳でもないのですが、まぁ、気分って奴ですか。 浜名湖岸の我が家からだと、Googleナビで約4時間なので、実際は4.5~5.0時間くらい掛かります。んー、勝手知ったる道とはいえ、やはり遠いです。何しろ静岡県の西の端から東の端まで走るようなものですから。 文字だけでは寂しいので、旧い写真をペタッ。 2013年夏に戸田湾で釣ったシイラ 98cm 5.20kg 2018.06.27 追記 今日から出かけようとして、天気予報を確認したら。

自作竿受け(木製)の改良

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泳がせ釣りの置き竿を岸壁の車止めにセットするための、 木製の竿掛けを自作  して テスト をしたところ、微妙な不具合が発生したので、手直しをしました。 不具合は締め付けボルトがグラつくという問題です。ボルトを受ける普通サイズのM5ナットと木部の接合部分で、木部が力負けして変形してナットが動いてしまうのが原因です。 竿受けとして通常の使用に耐えられない程ではないものの、もしや巨大魚がフックオーン!! したら、などというあらぬ妄想が、改良を迫るのです。アングラーの卑しさ、ではなく、夢を追う釣り人魂、ということにしておきましょう。 M5のステンレスボルトそのままで改良しようかとも思ったのですが、この際ついでにボルト自体もM5をM6にサイズアップして強化することにしました。 そして、肝心のナットと木材の接合部分は、双方が接触する面積を拡大することにより応力分散することで木材の変形を防ぐことにしました。そのために 鬼目ナット  を使います。 以前にはステンレス素材の鬼目ナットが見当たらないことで使用を避けましたが、無い物を探し続けていても仕方ありません。安い物ですから錆び(腐食し)たら交換することを前提に、今回使う物は亜鉛合金製です。 既存のナットを外し、下穴を拡大(9mm)し、鬼目ナットを六角レンチでねじ込めば、ハイ出来上がり。接着剤を使えばさらに強化できますが、腐食して交換することを想定して使用は控えました。 これで、実用的にはほぼ完璧なはずです。ただし、M6ボルトでもまだ多少のたわみは想定されます。本当に一切曲がらないことを求めるならM8orM9位の太さが必用になるのだと思います。けれども重い、高い、加工が大変、などを考えると、いたずらにヘビーにする必用もないでしょう。そのあたりの、自分なりの必要十分を実現できるのもDIYの長所です。 ボルトの太さは抑えて、その代わりと言ってはなんですが、ボルト先端の圧迫接触部分に新機軸を盛り込みました。接触面積を増やし、摩擦力を上げることを目的として作ってみました。 主な材料はポリエチレン素材のキャップとボトル(底部分)です。制作上のポイントは、 ・二つを組み合わせた内部に、ボルト先端に袋ナットを装着した部分を封じ込めてあります。 ・キャップと袋ナットのすき間には、キャ

浜名湖の釣り場/浜名港・砂揚場

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浜名湖で自動車横付けで釣りができる場所 浜名湖岸の延長は長いのですが、岸壁に車を脇に置いて釣りのできるところは多くはありません。東海道新幹線、東海道本線、国道301号線と他に2本の道路合わせて5つの橋が浜名湖に架かる辺りから南を表浜名湖と呼びますが、ここら辺には車横付けの釣り場は、この砂揚場=スナアゲバ 以外にはありません。 お手軽ゆえに人気があって、竿の出せる日に釣り人が見えないことは一年中ほとんどありません。ただし、アングラーが居ることと魚が居ることは、残念ながらイコールではありません。 この場所の人気は釣果より安直だからと思った方が良いと思います。私は自宅からここまで3kmほどの距離なので、時々は道具のテストや投げ練習に来ますが、魚を釣った記憶はほとんどありません。 右奥は国道1号線浜名大橋 昨日も、 先日作った仕掛け  のテストをしようとして行ってみましたが、目的を達成できずに帰りました。小魚を釣って活き餌にして、を試してみようとしたのですが、1時間ほど小針に餌付きの仕掛けを底付近に降ろしておいたのですが、ただの一度もかじられる事も無く終わりました。私の忍耐力が終わっただけなのですが。 6月半ばのこの時期には、小サバくらいは居てもおかしくないのですが・・・。 投げ釣りに ヒトデ は掛かるようです 浜名湖内の潮流は複雑で読みにくいと言われ、昨日の正味1時間も、結果としてはちょうど下げ止まり前の1時間だったので、最悪の時間帯だったのかもしれません。もしかしたら、もう1時間も頑張れば、潮の上げはじめに小魚の1尾くらいは釣れたかもしれません。 ただ、水深を測ったら約2.5m(干潮時)だったので、この浅さでは泳がせ釣りをやっても、魚種はともかく夜釣りでないと無理と考えました。それにくわえて1時間後には雨が来る予報だったので、早々に撤退しました。 この場所では、ヒラメ、マゴチ、セイゴ、クロダイ、小アジ、小サバ、イワシ、コノシロ、キス、カマス、カレイ、カサゴ、メバル、タコ等が釣れるとモノの本には書かれていますが、運と腕次第でしょうね。 周囲の釣り人は、お気楽な場所のせいで入れ替わりが激しいのですが、釣果らしき物を見ることはありませんでした。黙祷。 代わりと言っては何ですが、ゴミはいっぱい見ました。タバコの吸

suaoki電源とエンゲル冷凍冷蔵庫の相性-その後

 ポータブル電源装置    suaoki ポータブル電源 PS5B    車載用冷凍・冷蔵庫      エンゲル冷凍冷蔵庫 車載用 MT45F この2点を車中泊で使用するようになってから、1年余りが経過しましたので、その後をまとめておきます。のべ使用日数は累計79日になっています。 車中泊生活電源として120000mAhの容量で不足が無いというとウソになります。なぜなら人間の欲には限りが無いから。でも私の場合には軽バン=エブリイの空間の限界もあるので、電気はほぼ足りているという言葉が適当かと思います。 冷蔵庫の方は、1週間くらいの旅で出発時に満タンだと、旅先で食料や飲料の追加が不要(冷蔵品)なくらいの容量、というのが実感です。未だ釣った魚を大量に冷蔵庫に保存するという経験がないのですが、それにも対応できるはずです。 2点合わせれば10万円を超える車両装備品ですから、私のようなチープな車中泊には高価と言えるものですが、それぞれには満足できる機能を果たしていますから納得しています。 問題は両者の相性です。 以前の記事 でシガーソケットの接触不良に触れましたが、それに修正、付加すべき点をここに記します。 症状的には、冷蔵庫のDCプラグをポータブル電源に差し込んで運転している時に電源をOFFにすると、再度ONにした時にはポータブル電源にエラー(E-19)が発生する、ということです。その発生頻度はほぼ毎回と言えます。 このエラー(E-19)が発生する原因は接触不良にもあるようですが、主な原因は電源側ではなく冷蔵庫側にあるようです。なぜなら、冷蔵庫以外の他の機器を同様に接続している際には、このエラーは発生しないからです。 あくまで推定ですが、エンゲル冷蔵庫の回路上の問題ではないか、ということです。ただし、他の機器で発生しないとはいえ、エンゲル冷蔵庫だけの問題ということではなく、suaoki電源回路との相性、そう言う方が適当なのかもしれません。 私はあえて原因追求をしません。なぜなら、プラグの抜き差しでリセットできること、そして異文化の中国メーカー相手のやり取りを避けたいからです。もちろん動作不能に陥れば動かざるを得ませんが。 いずれかが回路の修正をして問題解消できるとしても、基盤交換を無償で行われない場合には結構な出費を強いら

岸壁釣りで水深を計測するには

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岸壁での泳がせ釣りメインを標榜している私としては、簡単で正確な水深計測方法が必要になって考えました。専用のロープで足元の際に垂らしたのでは、捨石に乗ってしまう等の不正確さが出てしまうので、置き竿をの先端の位置で測る必要があります。 今回の仕掛けタナを正確に維持するために水深計測の必要が生じたのは、 泳がせ釣り用=魚類と頭足類(イカ・タコ)の兼用仕掛  を使うためですが、なかなか面倒なことです。 浮きを付けて流す場合には別の考えが必要になりますので、ここでは置き竿で垂らす場合について考えます。考えるというほど大袈裟なことではなく、ライン=道糸に見やすい印を付ければ良い、というのが答えです。 道糸の先端のスナップにオモリを付けてスルスルと降ろし、道糸に付けた印を読み取れば良いというだけのことです。ただし言うは易く・・で、実際にどんな糸にどんな印を付けるのか、少しばかり頭を使わねばなりません。 確実そうなのは浮き止め糸ですが、仮に10箇所付けようとするとそれなりの手間が掛かるとともに、ズレた時の煩雑さは御免です。浮き止めゴムも同様です。また、遠投している時と比べるとロッドとラインの角度が小さくなるので、ガイドとの当たりがきつくなります。これがズレ易さの原因にもなります。 そうなると、私に思いつくのはマーカーで色を付ける、くらいです。これも何となくやったのでは後で泣きを見ることになるようです。お気楽に、蛍光オレンジのラインに黒で印を、そう考えたのですが、念のためにググってみると、これは最悪の選択のようです。そう、フグにかじられて切られる危険が高いのだそうです。 そもそも船用のPEラインには1mごとにマークしてある物があるので、これを使えば簡単便利なのですが、派手な色使いにマーキングしてあるのですから、これもフグ対策上は使えません。オフショアでは船の移動でフグから逃げることも可能ですが、岸壁の陸っぱりでは逃げることが出来ないので、被害防止策を考えるしかありません。 やはり透明なナイロン道糸に黒のマーカーで着色、この組み合わせが最も被害を少なく出来そうですので、これで書くことにしました。 1.2.3.と文字が書ければ簡単なのですが、と出来ないことを言っても無駄なこと。ごく常識的に、なるべく視認しやすいように、ということで、ラインにこのように色を塗

泳がせ釣り用=魚類と頭足類(イカ・タコ)の兼用仕掛を自作

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アジやイワシを活き餌にして泳がせ釣り釣りをしていると、魚狙いの1本針にイカヤタコが寄って餌だけ居食いしたり、持ち去ってしまうことがあります。逆にイカ狙いで掛け針をセットして活きエサを泳がせている時に、魚が食いつくこともあります。 いずれの場合にも専用の仕掛けでは、ほぼ片方にしか対応できません。市販の仕掛けにも兼用をイメージした物が無くはないのですが、イマイチだったり高価だったりで、購入する気になる物が見当たりません。それではと、自作することにしました。 私は小魚が弱らないように、針掛けは可能な限り上あご掛けにするので、次のように考えました。仕掛けは可能な限りシンプルにという鉄則を忘れずに。 仕掛けの機能 ・活き餌の遊泳層を自由に設定できること ・活きエサの小魚を掛ける針と狙う魚の口に掛ける針を兼用すること ・活きエサの小魚の下に掛け針を垂らしてイカ、タコを掛ける針とすること ・タチウオ、サワラ、ヒラメ等の派の鋭い魚にも対処できるようにすること これを形にすると・・ 仕掛け作成のポイント 中通しオモリにはステンレス針金を通して、 ワイヤーループプライヤー  等を使って両端にリングを作ります。そのリングの内径は道糸先端に付けるスナップの軸の太さより大きく、外形はワイヤーハリスとの間に位置するスイベルの輪の内径より小さくなるように作ります。加工が難しいなら、太いテグスで代用もできます。 ワイヤーハリス (中国製)の針側のスナップは大き過ぎて針掛かりの障害になると感じたので、外して小さな物に付け替えました。 市販の掛け針にも種類が色々ありますが、イカ・タコだけでなく大型魚が掛かることも想定して、針軸が太めで返しの有る イカつ〜るNo.5  を使用します。普通のトリプルフックでも良いかと思いましたが、6本針でより掛かりやすいと思われるので、とりあえずはこちらを使います。 魚用の1本針と垂らす掛け針の絡みを少なくするために、1本針が自由に動けるように作りましたが、完璧は望めません。何しろ活き餌の小魚が元気な内はかなり激しく動くとみえて、絡ませてワイヤーに癖を付けることもあります。 掛け針とハリスの接続部分にシリコンチューブを使っていますが、必須とは思いません。少しでも絡みの防止に役立つかも、という気休めです。 こ

釣竿の滑り止め/竿掛け(受け)使用時

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尻手ロープがめんどう  という場合の代替品 大物釣りで置き竿にする場合は、尻手ロープを付けて確かな場所に繋いでおくのがセオリーです。オフショアのトローリングでカジキを釣ろうとか、陸っぱりでもイシダイやマダイの大物を専門に狙おうというのであれば分かるのですが、岸壁からチョイ投げ程度では、つい億劫で尻手ロープを付けないままに釣りをし、そういう時に限って、大魚に引きずられてアッと思う間もなく竿は海へダイビング。 残念なことにそんな大魚になかなか巡り会えない私には経験がありませんが、話には良く聞きます。釣りは、一つ一つの要素(タックルや技術)のミスを潰していくことで、最終の結果である魚を得ることになります。特に大物の場合には。ですから、あと一歩のところまで来て、魚に竿を持って行かれたのでは泣くに泣けませんが、それも自己責任。 先日来、置き竿で泳がせ釣り(呑ませ釣り)をするための竿掛け(受け)の 自作 や 改良 をしたのですが、この尻手ロープをどうしようか悩みました。正直のところ付けたくないのです、いちいちロープのフックを外すのが面倒で。でも安竿とはいえロッドを失うのは深刻で洒落になりません。んー、悩みます。 さんざん悩んだ結果、 完全な対策ではありませんが 、ロッドに滑り止めを付けて摩擦で留めることを考えました。幅広の輪ゴムを複数巻き付けるとか、ビニールテープを幾重にも巻きつけるとか・・。簡単には持っていかれず、かつ竿掛けへの着脱が容易であることが欲しい要素です。 竿に取り付けられる伸縮性の高いゴム様の筒状の物で凸凹があって滑りにくく、なるべく安価な物。探しに探してたどり着いたのが、この  シリコンリング  です。目的外使用ですが、窮すれば通ず、ですね。 さっそく釣竿に試着してみると、結構良さそうです。これなら簡単に滑って抜け落ちることはなさそうです。長さと適応直径は、本来用途のサイズから想像できますね。 ただし、問題があります。釣り場で、もし「これって何ですか、どこで売ってますか?」と尋ねられたときの返答の仕方・・。んー、でもせっかく入手したのですから、聞かれたときの返答の仕方はひとまず置いて、使ってみましょう。 なお、このアイデアを使用されてのトラブルについて、当ブログ管理人は責任を一切負いません。 あっ、

木製竿受けの自作 (岸壁の車止め用)

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塗装後 置き竿の竿掛けのベースとして利用する岸壁の車止めの幅は、私の経験上は150~200mmの物が多いように思います。これに対応可能な木製の竿受けを作成しましたので、概要を記します。 海側は板そのもので車止めに接しますが、陸側はステンレスM5寸切ボルトの先端を削って尖らせた先端一点で固定することになります。固定に不安感がありますが、足部分を長めにしてあるので、 前々作 のように簡単に外れるようなことはありません。 左側上の凹は一時的竿置き 実はこれは数年前に作った物で実績もあったのですが、見た目が無骨でイマイチ気に入らず出番に恵まれなかったのです。再評価した結果、ボルトを長いものに交換してクランプ有効幅を拡大しての再登場となりました。210~90mmの物を挟んで使用することが可能ですが、竿尻を穴に差し込むタイプなのでリール位置は海側の外配置に限られますから、あまり長尺の重いロッドには向きません。 製作上のポイントは、板材同士の組み付け固定を、下穴をあけた上で木工ボンドを使ってビス(コーススレッド)止めする点です。水に濡れない限りは白い木工ボンドは強力です。ただし水に濡れると膨潤して弱くなるので、塗装した方が良いです。無塗装なら、エポキシ系等の水に強い接着剤を使うと安心です。 もう1点は締め付けボルトを受けるナットの固定です。鬼目ナットを使うのが妥当ですが、ステンレスM5の物が見当たらなかったので、板に小さめの下穴をあけておき、瞬間接着剤を垂らしてナットを叩き込んで埋めます。締め付け時はナットを板に押し付ける方向に力が掛かるので、使用時にナットが外れることはありません。今回使った材は広葉樹のラワン材のため、食い込みは発生していませんが、板材が杉のように柔らかいと、締めるにしたがって食い込んでしまう可能性はあります。 なお、軟材では接着組み付け部分の強度不足で破損したり、締め付け時にたわみが生じて力が掛からずに締まらない可能性がありますから、 木材の固さ が並以上程度のものを使用するのが妥当だと思います。 寸切ボルトの端の蝶ナットは普通のナットとの間にスプリングワッシャを挟んで、 ねじロック 中強度タイプ を入れて締めたので、緩みません。これ無しだと使用中に緩んできて使用不能になるでしょう。 主材

釣った魚の長期保存・・生食用

遠征釣り釣果 魚の長期保存方法 いきなり理屈ですが、まず初めに、魚介類の筋肉中には元々は腐敗細菌はほぼ皆無です。ところが魚は蓄肉や鶏肉と違って、未だにラウンド(丸ごと)で流通するのが主流で、細菌を魚体内外にたくさん付けたままで、腐敗の危険に晒されています。 釣果の魚の扱いにおいては、即〆、血抜きなどはそこそこ浸透してきているように思いますが、何も手を加えずにそのまま丸ごとクーラー冷蔵で持ち帰り、というのも釣り場では今も普通に見かけます。 以前の記事で、釣った魚の  鮮度保持方法 について記しましたが、今回は一歩進めて殺(静)菌作用を期待する鮮度維持方法です。 魚の切身を  漬け焼きのタレ  に浸けると長期の保存(加熱調理用)が可能になることを応用します。釣った魚は即〆してヘッドレスにして低温保存し、死後硬直したら刺身の短冊にし、タレに浸けて置くというものです。作業途中で付着した細菌は清浄な真水で洗い流してから浸け込みます。 漬けタレは本来は煮切って使うのものですが、この場合は煮切らずに使います。そうすることで酒とみりんに含まれるアルコールによる防腐効果が発揮されます。 これにより消費期限はかなり長くなり、凍らない低温(0~3℃程度)で保存すれば、摂取する細菌数から見るなら、平均的に1週間くらいは生食可能になるはずです。 食味の点では、熟成によるイノシン酸生成量のピークが食べ頃になりますが、この旨さのピークは魚種や釣り上げ以後の取り扱い(〆方や温度)で大きな違いが出ますから、一概には言えません。 魚の扱いにはある程度の知識と技術が必要ですから、自己責任で試しましょう。 腐った物は腐臭が出て分かります。ただし、腸炎ビブリオのような食中毒細菌は食味や臭いでは判別できないので、注意が必要です。 私の場合には車中泊での釣りの釣果を少しでも長く賞味できることが必要になるので試行錯誤していますが、基本は安全に(腐敗させない)、美味しく(低温熟成)を目指しています。 今回のこの方法は魚に味も漬けてしまうのですが、ごくオーソドックスな醤油系の味付けですから、後で困る場面は少ないでしょう。応用としては、醤油を入れずに酒(と味醂)に浸けるという方法も考えられます。これなら洋食に使っても違和感はほとんど無いはずです。  参考 →  イナダの

竿掛け三脚に着脱式ロッドホルダーを自作

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失敗に終わった 竿受けの自作(一部)/岸壁の車止め用 の善後策を考えてみましたが、車止め用の代案がすぐには思いつかない内に、別案が浮かんだので作成しました。 市販されている物 と同じ機能ですが、新たに購入するのではなく、手持ちの三脚にワンタッチで着脱できる物を、材料費ゼロに近いDIYでしのぐ、というものです。 使用した材料は木切れ、3mm径のステンレス線材、ビス、接着剤、塗料、シリコンチューブ、以上です。新たに購入すれば、どうでしょう、300円くらいでしょうか。 作成に特別難しいことはありません。 ① 竿掛け部分の木材にステンレス線材を通して曲げる ② 三脚上部にかぶせる形で木切れをカットして組み合わせてビスと接着剤で固定する ③ 木材部分に塗装する(どうでもいい) ④ 竿のキズ防止と滑り止めのためにシリコンチューブを線材に通して付ける ステンレス線材の曲げ加工が固くてやりにくいのですが、強度と加工難易から3mmが限界で、4mm径になると素人道具では思い通りには曲がりません。 自作のこれと市販品との違いは、次の2点です。  ・竿受け部の着脱が差し込み式でワンタッチであること  ・竿を掛ける位置(重心)が前後自由であること 後重心 前重心 リールを竿受け部より前に出して掛けると、かなり前下方向へのモーメントが発生するために、あちこちに無理が生じます。そのためリールを後に位置するように掛けて、三脚の中心と竿の重心を合わせるようにしました。そのように掛けるとわずかなズレで竿先が持ち上がる可能性が出てくるので、上側でも受けられるような形にしました。 ラインと竿受けとの接触と摩擦の問題はありますが、今後の課題とします。 ステンレス線材の曲げも少し調整が必用です。 今回もチープな自作ですが、次々と何でも購入すると、浪費というだけでなく、物置や押入れに使わない(見たくない)物が溜まるというこもあります。これが不愉快なのは私だけでしょうか。 その後の改良については  竿掛け三脚に着脱式ロッドホルダーを自作-追記 ようやく最終形が完成か →  竿掛け&竿受け・・岸壁(車止め)用 セパレート型

車中泊車両用の給水ポンプの改良

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一人で車中泊をしていると、何から何まで全て自分が動かなければならないので、ちょっとしたことでも億劫になってしまいますから、省力化は大事です。 私は20Lの清水タンクを積んで利用してきましたが、どうも使うのに抵抗がありました。その理由を考えてみると、ほんのわずかな手間をかけることがブレーキになっていたように思います。 ポリタンクのスクリューキャップを外して、手動ポンプを挿入すること。そして水を使い終わったら、ポンプをしまってキャップを付けること。たったこれだけのことが、わずらわしかったようです。ワンタッチで水の出る普通の水道に慣れてしまっているのですね。 先日の 能登・北陸への釣り旅 の途中でひらめきました。ポンプを常設にすれば良いんだ、と。何故こんな簡単なことに気付かなかったのだろうかと。落ち込むまでのことでもありませんが、やはり一人頭の限界でしょうか。 従前はポンプ着脱式 改良後はポンプ常設 ポンプをタンクに常にセットしておくことで、バックドアを開いたらいきなりポンプをシュコシュコするだけで水が出ます。また、ポンプのホルダーも不要になり、スペースが空いたのも良かったです。 改良の実際は、新たに購入した129円(税込)のキャップに穴をあけてポンプの吸上パイプを通してセットしただけのことです。パイプにピッタリの穴あけができたので、水を出し始めたらキャップを少し緩めて空気を通す必用があります。 使い易さは従来とは比較になりません。問題があるとすれば、つい使いすぎて補充の手間が増えることかもしれません。上水を使用することによって清潔度が上がることの対価ですから、避けるべきことでは無いですね。 これで、車中泊生活の文化度が上がりそうです。なーんちゃって、大袈裟な。 でも、経験者のみ知っている「車中泊の上下水問題」です。 当初設置の記事は →  車中泊車両の流水手洗い設備-置くだけ:車外使用

泳がせ釣りを能登半島で 2018年5月

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5月下旬、能登の海は初夏か晩春か。魚との出会いを求めて太平洋から日本海への釣り旅を敢行しましたが、結果や如何に。などと大袈裟に言うまでもなく、いつもどおりの渋ーい結果を、淡々と日記風に記します。 能登・北陸の海に向かって山道を踏破   2018年5月27日(日) 浜名湖至近の自宅を出て北へ向かう。岐阜県から国道471号線経由で、富山県境近くの  白木峰山麓交流施設大長谷温泉  に浸かって、その辺りの静かな山中で1泊するという計画を立てて行きましたが、国道471号線が不通で、道際に雪の残る山中の酷道をさまよった結果、富山市内まで足を伸ばして汗を流し、近くのパークゴルフ場のパーキングをお借りして快眠。 能登半島・輪島港マリンタウン客船岸壁で泳がせ釣りの活き餌釣り   2018年5月28日(月) 明るくなって起きだし、富山新港へ向かい、開港記念碑緑地広場前の岸壁(↑)と隣接の海王埠頭駐車場前の岸壁(↓)を覗くも、釣り人は少なく閑散としていて、釣れていないようなのでパス。 次いで氷見へ向かい、氷見漁港ウォッチング。泳がせ釣りができるかと期待して行きましたが、立入困難でちょっと無理のよう。羽咋市経由で北上して輪島市を目指し、輪島港マリンタウン客船岸壁に到着。 水深が7.5mで延長250mという大きな岸壁は、ガランとして人けもゴミもなく、とっても良さそう。車の横付けが不可なこと以外は、ほぼ理想的なロケーションですが、肝心の魚が居るのかどうか。 夕刻16時半頃から漁業資源調査(釣り)を開始。泳がせ釣りに必須の活き餌の小魚を釣るべく、味付き小角イカで探ると、こればかり。 大きさ的には手頃なサイズですが、クサフグばかりは餌にはならないでしょう。もしかして単なる思い込みだろうか??。小アジやイワシなどの好適餌が獲れないままに、終了。 ここには17時を過ぎる頃からポツポツと人が現れ、青物狙いでジグを投げたり、マダイ狙いでユムシを投入したりと数名が釣りをしていましたが、いずれも釣果は無し。 能登半島・能登町宇出津新港で泳がせ釣り   2018年5月29日(火) 4時半頃に目覚めたら外は明るくなっていて、カーテンを開けて寝ぼけまなこで岸壁を眺めていたら、立て続けにジグでフクラギが2尾揚っているのを見てし